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ホンジュラス

1月25日(日) 昨日思いがけない贈り物が届きました。

望幸がお客さまへお渡しする案内状は、既製品のチラシはもちろん、問屋・メーカーさんの企画したものも一切使わず、そのたびそのたびオリジナルの案内状を作成します。
ですのでそこに掲載するきものの写真も、予算の許す限り、商品を選びスタジオへ持ち込み撮影してもらっているのです。

追々お伝えしますが、もともと生地屋からスタートした望幸は、コットンなどのプリント生地キルティング、またはウールなどの洋装生地手芸に使うちりめんなどなど・・・
きものだけではなく店頭でいろんな種類の生地を扱っている為、それらが所狭しと並べられています。

おかげで来客が多いことがうちの特徴で、その事自体は何より大変ありがたい事なのですが、他のきもの専門店と違い店舗の店構えで高級感やセンスを打ち出すのは難しいのが現状です。

せめてお客さまに手渡す案内状には望幸のセンスを、好みを、思いを、込めたものを届けよう。それにはオリジナルしかない!
前出のPR現代さんと話し合い、デザインをお願いし、「春の染織工芸展」の案内状は只今製作進行中なのであります。

話を贈り物に戻さないと・・・
写真の撮影は京都のスタジオ、タカヤコーポレーションさんがずっと担当してくれています。
今回も2回の京都仕入で惚れ込んだきものや帯を、次々とタカヤさんに持ち込み撮影していただきました。
何せここは案内状の出来不出来を図るひとつのバロメーター。
というのも、この業界では知る人ぞ知るタカヤの宮西社長、毎日のように膨大な数のきものを見ていらっしゃる為、目の肥え方はハンパじゃありません。
しかも性格がまっすぐな人なので嘘がつけません。
京都人特有のオブラートに包んだ言葉ながら、よい商材を送り込めない時は「商品捜しに御苦労してますなあ。」と一蹴されてしまうのです。

そんな評価を聞きたいのと、ここで出してくれるコーヒーの旨さに惹かれて先日も京都駅に向かう前にちょこっと立ち寄らせていただきました。
残念ながらまだ望幸の撮影は、2カットしか終了していなかったのでコメントはいただけませんでしたが、おいしいコーヒーはいただけました。
コーヒーのない生活は絶対考えられない私は大満足でした。

いつもいれてくれるコーヒーは、近所のコーヒー豆専門店から取り寄せたホンジュラス産の豆だとか。
ブラジルやハワイ・コナなど産地を名とする豆は多いけれど、ホンジュラスって、中南米でしたよね?
どちらかというとライトですっきりとした飲みやすい味なんですが、妙に忘れられない味わいなのです。

今回の展示会のテーマや思い、撮影の苦労話や業界の展望、よもやま話。
宮西社長との話は尽きませんが、お互い全力をつくすことを約束し合っておいとましました。


昨日、撮影用の商品が戻ってきました。
社長からのコメント入りで。

「望幸さんの70周年から新しい一歩を踏み出すんだという意気込みと活力を、商品から感じ取れました。いつもにも増して気合いを入れて撮影したつもりです。ご期待ください。
追伸 ほめていただいたコーヒー豆を同送します。」

コーヒー豆だけではなく、思わずうれしくなるコメント。
何よりの贈り物です。
ありがとうございました。

ホンジャラス 愛用のミルとホンジュラスコーヒー豆





















ランニング!

1月24日(土) 体を動かすことは大好きなので、暇を見つけてはランニングをしています。
しかし暮れから正月そして今月はなかなか時間が取れず、健康診断では体脂肪増加のお知らせ。
久しぶりに走るっきゃない!

自宅から車で10分ほどの所に県営のソフトボール場があります。
98年には世界女子ソフトボール選手権が行われた珍しいソフトボール専用球場です。
本球場の北側には多目的サブグランドもあるちょっとしたスポーツ公園なのですが、サブグランドの周りがラバーを貼ったランニングコースになっていて自分のお気に入りコースです。

1周500メートルのコースを10周5キロゆっくり走って30分が通常メニュー。
何年か前それまでの酷使がたたり、膝に水が溜まってしまうようになりました。
何度か注射器で抜いてもらったのですが腫れはひかず、仕事スタイルである正座もできなくなってしまったので、結局内視鏡手術を受けた苦い経験があります。

それからは無理せず膝と相談しながら走っています。
走る前にしっかりストレッチ、走り始めても温まるまではゆっくり、ゆっくり。
一応シューズもクッションのいいものを選び(ランニングシューズよりテニスシューズのほうがおすすめ)、サポーターで保護し、フォームだけは気にしながら走ります。
公道でなくランニングコースを選んで走るのも膝にいいからなのです。
ここを周回する数多いランナーの中で、もっともスローペースでしょうがマイペース、マイペース

夜のランニングは温暖な静岡とはいえまだ寒く、吐く息もSLのよう。
徐々に体は温まっても指先の冷たさは逆に際立ってきます。
それでも30分後にはしっかり汗が・・・
さすがネットショップで手に入れた竹原師匠のサウナスーツ、抜群の効果であります。
体を動かしリフレッシュ!
でもまたビールがすすんでしまう三代目でした。

ランニングコース 夜のランニングコース
右端にちょこっと見えているのがソフトボール球場









 

神頼み!

1月23日(金) 東京駅に向かう前にどうしても寄りたいところがありました。

長男の拓は中学3年生。そうですもうすぐ高校受験なのです。

そして受験と言えば学問の神様 湯島天神です。

自分の高校だったか大学受験の時(遠い昔で確かな記憶ではないのですが・・・)、やはり東京へ仕事に出た両親がお守りを買ってきてくれたのを思い出し、たまには親らしいことをしてみようかと、一応俺も心配してんだよというところをアピールしようと、湯島へ向かいました。

雨あがりの天神さまは平日の昼間なのにさすがのにぎわい。
白梅も咲き始めており、春の到来=受験まで待ったなしを否応なしに意識させられました。
それにしてもものすごい絵馬の数。
これだけの願いを聞くだけでも道真公、ご苦労様です。
それを全部を叶えるなんて・・・と思いながらも、できれば息子だけはと願わずににいられない親心なのでした。

湯島天神 前 湯島天神

湯島天神 白梅 天神さまの白梅

湯島天神 お守り他お守りとお札のセット&絵馬

湯島天神 絵馬 鈴なりの絵馬 これが何か所も・・・









昨日は京都 今日は東京

1月22日(木)  昨夜遅く京都から戻り、今日は東京へ・・・

株式会社PR現代さんの主催するセミナーに参加するためです。

PR現代さんはきもの業界で40年、ジュエリー業界で35年の歴史を誇るマーケティングのプロ集団で、
経営指導や催事企画&案内状づくりなど望幸にとってなくてはならぬパートナーです。

お付き合いは修業時代お世話になった愛知県豊田市の「呉服の十一屋」さんを、現在も担当の山内先生が指導されていたのがきっかけでして、22年前、息子として会社に入るお披露目をさせてもらった「船出市」から正式に望幸を助けていただいています。

現在も山内先生をメインに、ジュエリー部門は三澤さんが、そしてインターネットなどのWeb関係は神山さんと3人がかりでサポートしてくれています。
何を隠そう、このブログもPR現代さんの発案、監修、指導!?によるものなのです。

今日のセミナーは、きもの専門店と協力問屋・メーカーで構成されている「和道経営の会」と、同じくジュエリー業界の「JMG」の新年度合同ミーティングでした。

内容は、

有名な銀座青山みともさんによるストアブランドの構築の仕方と戦略

宝飾専門店エル・サイトウさんの独自のおもてなしサービス

携帯電話を使ってのPRを中心にWebと店舗融合の具体策を説いてくれたビートレンドさん

などなど盛りだくさん。
勉強嫌いの私でも夢中で講義に参加しておりました。そのくらい充実した内容でした。

それにセミナーはいつも、勿論内容も大事なのですが、望幸を離れて外から見直すいいきっかけになります。
がんばっている同業者、今回みたいに関係はあるけど違うスタイルでやっている方々からいろいろな話を聞かせてもらって、刺激を受け、参考や反省の材料にさせてもらうのです。
だから講義の後の懇親会もとっても楽しみで大事!
誰です?結局飲むのが好きだなんて言う人は・・・


PR現代セミナー PR現代セミナー
セミナーに参加した皆さんと記念写真

ちなみに私は中央最後尾の女性のむかって左となりです。
すでにワインが・・・

















再び京都へ・・・

1月21日(水) 再び京都へ向かっています。

先週みんなで京都の問屋さんをいろいろ回り、春の染織工芸展の案内状づくりを進めてきましたが、
袋帯と小紋に関しては、
「今回どうしてもこの商品をお客さまに勧めてみたい。」
と思えるものに出会うことができませんでした。

妥協するのは厭なので、持てる情報網を存分に駆使し「ここなら」と思える機屋さんと工房を目指してもう一度いざ出発!
こんな時代だからこそ逆に開き直って、
「本当に望幸が好きなものしか売らない。お勧めしても恥ずかしくないものしか売らない。」という姿勢で行きたいと思うのです。

最初に伺ったのは西陣の洛陽織物
創業100年をはるかに超す老舗中の老舗で、慶応3年に建てられた社屋は歴史的建造物に指定され、中に通されると奥から機織りの音が聞こえる情緒溢れる空間でした。

見せていただいた帯もまさに探していたズバリのもの。
BINGO!って叫びたくなる気分。
メイン商品であるしょうざんのきものがおしゃれなフォーマルなので、それに合わせる素敵な帯が何としても欲しかったのです。
機屋まで乗り込んできた気迫に押されてか、無理を言って価格もお勧めしやすい所に落ち着きほっとひと安心。来てよかったぁ。

商談がまとまったところで、来たときから気になっていた音の源、機織り場へ案内してもらいました。
「うなぎの寝床」とよく表現される京都の町屋を奥に進めば、4台の織機が並んでいてピンと張りつめた空気の中、この時は3人の方がもくもくと織り続けていました。

その中には洛陽織物のパンフやTVでも紹介された伝統工芸士の朝田さんの姿がありました。
大正10年生まれ、手織り一筋70年の朝田さんの織機には驚いたことに図案書が見当たりません。
手機の帯を織るのには、細かい目の方眼紙で作られた色や柄を指示する図案書があって、それを間違わないように逐一見ながら織るのが普通なのですが、実は朝田さんもう体で覚えてしまっているので不要なのだそうです。
絶句。

突然の珍客、そして稚拙な質問にもかかわらず、手を止めてていねいに分かりやすく教えて下さったみなさん、本当にありがとうございました。
案内してくれた営業の方が最後にグサリ。
「最初に織るところを見てはれば、値段の事よう言えんかったでしょう?」
おっしゃる通り。先に価格を決めさせていただき正解でした。
でも絶対の自信を持ってお勧めできます。

洛陽織物 社屋 洛陽織物 社屋
京都市指定歴史的意匠建造物

洛陽織物 朝田氏 伝統工芸士 朝田吉三氏

洛陽織物 織子さん 年配の方の中に一人、まだお若い女性も・・・


このあと小紋を探す京都徘徊は続くのですが・・・
つづきは次回のお楽しみに。








プロフィール
富士宮のきもの屋三代目 望月浩幸です。 どうぞよろしくお願いします。

Author:望月浩幸
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