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新しき伝統美への出発

2011年1月20日(木)

望幸恒例の春の染織工芸展、2月26日()・27日()・28日(月)の日程で浅間大社参集所をお借りして行うことになりました。

タイトルは新しき伝統美への出発

このタイトルは今回のメインテーマに由来するのですが、そのテーマがすごいんです!

京友禅の第一人者であります松井青々先生が三代目に代を譲ることになり、そのお披露目の作品展を全国に先駆け望幸で開催させてもらうことになったのです。

最初にお話しをいただいた時は、大変名誉なことなのは言うまでもない事ですが、その責任もとてつもなく重いものですので、正直即答はできませんでした。

しかし私が修行を終え望幸に入社した20数年前から(その時は現在の二代目ではなくまだ初代・松井青々先生でした)、
お客さまが華やかな京友禅のきものを望んでみえる時は、何より先に青々先生のきものを皆がお勧めしていました。それはすすめる望幸の社員全員が先生のきものが大好きで、お持ち頂いたおお客さまの評判も大変よかったからです。
ですから昔からのお客さまの箪笥の中には、かなりの確率で青々先生のきものが納まっているはずなのです。

そのように昔からお世話になった青々先生の三代目初披露に、うちをご指名頂いたことを誇りに思い、
分不相応なのは百も承知ですができる限りのことをやってみようと決心し、喜んでお引き受けした次第です。

京都の問屋さんで三代目青々を襲名される松井淳太郎先生と初めてお会いいたしました。
まだ43歳とお若いことや、京都市立芸術大学で日本画を勉強されたことくらいしか予備知識はなく、「どんな方なんだろう。」と興味津津でお待ちしていたところ、とっても笑顔が爽やかで優しそうな青年が現れました。
作家の先生といえば、その道を極めるいかにも難しそうな人物が多いものですから、気構えていた自分は拍子抜けしてしまったほどです。
小一時間ほどいろんなお話をさせてもらった感想は一言で言うなら
「ピュアで素直な人だな。」ということ。
真摯な受け答えや、こちらの稚拙な問いかけにも一所懸命説明してくださる態度のみならず、物事を斜めでなく真正面から素直に見る姿勢がビンビン伝わってくるのです。
だからこそ きれいなものを美しいものを、そのままきものに表現できるのじゃないかと勝手に納得してしまうのでした。

店のメンバーと共に工房見学をさせていただきたいとお願いしたところ、「こちらからお願いしたいくらいです。」と快諾していただいたので近日中に伺わせていただく約束をし、先生と別れました。
工房見学の日が今から楽しみです。


三代目青々先生と
先生の力作を見せていただきながら きもの談議に花が・・・



三代目青々先生と 2
恐れ多くも三代目同士で記念撮影。



長いことブログをお休みさせていただいておりました。
お休みさせていただいた理由もまたこのブログの中でいずれ触れさせてもらいますが、
「楽しみにしているから再開してよね。」などのお声を、多くのみなさんからいただいたことに本当に感謝しています。
自分が思っている以上に読んでくださっているんだなという事にも・・・
また少しずつ書き始めますので応援よろしくお願いします。
















ホンジュラス

1月25日(日) 昨日思いがけない贈り物が届きました。

望幸がお客さまへお渡しする案内状は、既製品のチラシはもちろん、問屋・メーカーさんの企画したものも一切使わず、そのたびそのたびオリジナルの案内状を作成します。
ですのでそこに掲載するきものの写真も、予算の許す限り、商品を選びスタジオへ持ち込み撮影してもらっているのです。

追々お伝えしますが、もともと生地屋からスタートした望幸は、コットンなどのプリント生地キルティング、またはウールなどの洋装生地手芸に使うちりめんなどなど・・・
きものだけではなく店頭でいろんな種類の生地を扱っている為、それらが所狭しと並べられています。

おかげで来客が多いことがうちの特徴で、その事自体は何より大変ありがたい事なのですが、他のきもの専門店と違い店舗の店構えで高級感やセンスを打ち出すのは難しいのが現状です。

せめてお客さまに手渡す案内状には望幸のセンスを、好みを、思いを、込めたものを届けよう。それにはオリジナルしかない!
前出のPR現代さんと話し合い、デザインをお願いし、「春の染織工芸展」の案内状は只今製作進行中なのであります。

話を贈り物に戻さないと・・・
写真の撮影は京都のスタジオ、タカヤコーポレーションさんがずっと担当してくれています。
今回も2回の京都仕入で惚れ込んだきものや帯を、次々とタカヤさんに持ち込み撮影していただきました。
何せここは案内状の出来不出来を図るひとつのバロメーター。
というのも、この業界では知る人ぞ知るタカヤの宮西社長、毎日のように膨大な数のきものを見ていらっしゃる為、目の肥え方はハンパじゃありません。
しかも性格がまっすぐな人なので嘘がつけません。
京都人特有のオブラートに包んだ言葉ながら、よい商材を送り込めない時は「商品捜しに御苦労してますなあ。」と一蹴されてしまうのです。

そんな評価を聞きたいのと、ここで出してくれるコーヒーの旨さに惹かれて先日も京都駅に向かう前にちょこっと立ち寄らせていただきました。
残念ながらまだ望幸の撮影は、2カットしか終了していなかったのでコメントはいただけませんでしたが、おいしいコーヒーはいただけました。
コーヒーのない生活は絶対考えられない私は大満足でした。

いつもいれてくれるコーヒーは、近所のコーヒー豆専門店から取り寄せたホンジュラス産の豆だとか。
ブラジルやハワイ・コナなど産地を名とする豆は多いけれど、ホンジュラスって、中南米でしたよね?
どちらかというとライトですっきりとした飲みやすい味なんですが、妙に忘れられない味わいなのです。

今回の展示会のテーマや思い、撮影の苦労話や業界の展望、よもやま話。
宮西社長との話は尽きませんが、お互い全力をつくすことを約束し合っておいとましました。


昨日、撮影用の商品が戻ってきました。
社長からのコメント入りで。

「望幸さんの70周年から新しい一歩を踏み出すんだという意気込みと活力を、商品から感じ取れました。いつもにも増して気合いを入れて撮影したつもりです。ご期待ください。
追伸 ほめていただいたコーヒー豆を同送します。」

コーヒー豆だけではなく、思わずうれしくなるコメント。
何よりの贈り物です。
ありがとうございました。

ホンジャラス 愛用のミルとホンジュラスコーヒー豆





















ランニング!

1月24日(土) 体を動かすことは大好きなので、暇を見つけてはランニングをしています。
しかし暮れから正月そして今月はなかなか時間が取れず、健康診断では体脂肪増加のお知らせ。
久しぶりに走るっきゃない!

自宅から車で10分ほどの所に県営のソフトボール場があります。
98年には世界女子ソフトボール選手権が行われた珍しいソフトボール専用球場です。
本球場の北側には多目的サブグランドもあるちょっとしたスポーツ公園なのですが、サブグランドの周りがラバーを貼ったランニングコースになっていて自分のお気に入りコースです。

1周500メートルのコースを10周5キロゆっくり走って30分が通常メニュー。
何年か前それまでの酷使がたたり、膝に水が溜まってしまうようになりました。
何度か注射器で抜いてもらったのですが腫れはひかず、仕事スタイルである正座もできなくなってしまったので、結局内視鏡手術を受けた苦い経験があります。

それからは無理せず膝と相談しながら走っています。
走る前にしっかりストレッチ、走り始めても温まるまではゆっくり、ゆっくり。
一応シューズもクッションのいいものを選び(ランニングシューズよりテニスシューズのほうがおすすめ)、サポーターで保護し、フォームだけは気にしながら走ります。
公道でなくランニングコースを選んで走るのも膝にいいからなのです。
ここを周回する数多いランナーの中で、もっともスローペースでしょうがマイペース、マイペース

夜のランニングは温暖な静岡とはいえまだ寒く、吐く息もSLのよう。
徐々に体は温まっても指先の冷たさは逆に際立ってきます。
それでも30分後にはしっかり汗が・・・
さすがネットショップで手に入れた竹原師匠のサウナスーツ、抜群の効果であります。
体を動かしリフレッシュ!
でもまたビールがすすんでしまう三代目でした。

ランニングコース 夜のランニングコース
右端にちょこっと見えているのがソフトボール球場









 

神頼み!

1月23日(金) 東京駅に向かう前にどうしても寄りたいところがありました。

長男の拓は中学3年生。そうですもうすぐ高校受験なのです。

そして受験と言えば学問の神様 湯島天神です。

自分の高校だったか大学受験の時(遠い昔で確かな記憶ではないのですが・・・)、やはり東京へ仕事に出た両親がお守りを買ってきてくれたのを思い出し、たまには親らしいことをしてみようかと、一応俺も心配してんだよというところをアピールしようと、湯島へ向かいました。

雨あがりの天神さまは平日の昼間なのにさすがのにぎわい。
白梅も咲き始めており、春の到来=受験まで待ったなしを否応なしに意識させられました。
それにしてもものすごい絵馬の数。
これだけの願いを聞くだけでも道真公、ご苦労様です。
それを全部を叶えるなんて・・・と思いながらも、できれば息子だけはと願わずににいられない親心なのでした。

湯島天神 前 湯島天神

湯島天神 白梅 天神さまの白梅

湯島天神 お守り他お守りとお札のセット&絵馬

湯島天神 絵馬 鈴なりの絵馬 これが何か所も・・・









昨日は京都 今日は東京

1月22日(木)  昨夜遅く京都から戻り、今日は東京へ・・・

株式会社PR現代さんの主催するセミナーに参加するためです。

PR現代さんはきもの業界で40年、ジュエリー業界で35年の歴史を誇るマーケティングのプロ集団で、
経営指導や催事企画&案内状づくりなど望幸にとってなくてはならぬパートナーです。

お付き合いは修業時代お世話になった愛知県豊田市の「呉服の十一屋」さんを、現在も担当の山内先生が指導されていたのがきっかけでして、22年前、息子として会社に入るお披露目をさせてもらった「船出市」から正式に望幸を助けていただいています。

現在も山内先生をメインに、ジュエリー部門は三澤さんが、そしてインターネットなどのWeb関係は神山さんと3人がかりでサポートしてくれています。
何を隠そう、このブログもPR現代さんの発案、監修、指導!?によるものなのです。

今日のセミナーは、きもの専門店と協力問屋・メーカーで構成されている「和道経営の会」と、同じくジュエリー業界の「JMG」の新年度合同ミーティングでした。

内容は、

有名な銀座青山みともさんによるストアブランドの構築の仕方と戦略

宝飾専門店エル・サイトウさんの独自のおもてなしサービス

携帯電話を使ってのPRを中心にWebと店舗融合の具体策を説いてくれたビートレンドさん

などなど盛りだくさん。
勉強嫌いの私でも夢中で講義に参加しておりました。そのくらい充実した内容でした。

それにセミナーはいつも、勿論内容も大事なのですが、望幸を離れて外から見直すいいきっかけになります。
がんばっている同業者、今回みたいに関係はあるけど違うスタイルでやっている方々からいろいろな話を聞かせてもらって、刺激を受け、参考や反省の材料にさせてもらうのです。
だから講義の後の懇親会もとっても楽しみで大事!
誰です?結局飲むのが好きだなんて言う人は・・・


PR現代セミナー PR現代セミナー
セミナーに参加した皆さんと記念写真

ちなみに私は中央最後尾の女性のむかって左となりです。
すでにワインが・・・

















プロフィール
富士宮のきもの屋三代目 望月浩幸です。 どうぞよろしくお願いします。

Author:望月浩幸
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